乳腺科

乳がんラジオ波焼灼療法(RFA)

切らない乳がん治療「ラジオ波焼灼療法」乳腺内視鏡手術

ラジオ波焼灼療法は、細い針状の電極を腫瘍に挿入し、高周波の電流によって発生する熱で、がん細胞を凝固壊死させる治療法です。
主に画像(超音波など)で腫瘍の位置を確認しながら行われ、体への負担を抑えた低侵襲治療として保険診療で行うことができるようになりました。

乳がんラジオ波焼灼療法(RFA)

当院における位置づけ

当院では、乳がん診療において外科手術を中心とした標準治療を基本とし、患者さんの病状・年齢・合併症・ご希望などを総合的に評価したうえで治療方針を決定しています。
ラジオ波焼灼療法については、すべての患者さんに適応される治療ではなく、下記すべてを満たす方が適応となります。(乳がんの種類によっては適応外となる場合もあります)

  1. がんの大きさが1.5cm以下かつ単発限局性病変である場合
  2. がんの皮膚所見(浸潤やひきつれ)が無い
  3. 今回のがんに対して内服薬や放射線治療などを行っていない
  4. 術後に放射線治療が受けられる方
  5. 腋窩リンパ節への転移が無い
  6. 術後の吸引式組織生検や画像検査に同意される方

方法・治療の流れ

  • STEP1

    事前評価

    画像検査(マンモグラフィ・超音波・MRIなど)や病理診断により適応を判断します。

    事前評価
  • STEP2

    治療

    全身麻酔下で、超音波ガイド下に電極を腫瘍へ挿入し、焼灼を行います。手術中から手術後にかけて、皮膚熱傷予防のため皮膚を冷やします。

    治療
  • STEP3

    フォローアップ

    温存乳房内の再発を予防するため、放射線治療(約5週間)を行います。また、ガイドラインに沿った薬物療法を行います。
    放射線治療のあと、3ヶ月を目処に残存病変の有無を確認するため、画像検査と吸引式組織生検を行います。

    フォローアップ

RFAを希望される方へ

RFA(ラジオ波焼灼療法)はすべての患者さんに適応となる治療ではありません。適応は病状や検査結果をもとに主治医及び当院乳腺外科医が総合的に判断します。
RFAをご希望の方は、現在の主治医にご相談いただき、紹介状(診療情報提供書)をお持ちのうえご予約ください。