泌尿器科は1982年に中頭病院と同時に開設されました。開設当初は医師1名で診療を開始し、その後多くの医師により質の高い医療提供を目指して今日まで診療が継続されてきました。現在は常勤医師4名で診療を担当しています。

泌尿器科では尿路・性器 (腎、尿管、膀胱、尿道、男性の前立腺・精巣・陰茎・陰嚢) に発症する疾患の治療を担当しています。手術療法では、従来施行していた開腹手術、経尿道的内視鏡手術、腹腔鏡手術にくわえ、2018年よりロボット手術も導入しました。各種がん治療においては、手術療法、化学療法 (抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など) や放射線治療を用いて、患者様にとって最適な治療が選択できるように心がけています。

沖縄県中部地区の中核病院として、泌尿器科全般の疾患に対応できるような診療体制を構築し、また患者様にとってより負担の少ない新しい医療技術も積極的に導入するようにしています。
※日本泌尿器科学会・拠点教育施設 (認定番号: 860774)