救急外来について

救急外来は、生命の危険が迫っている緊急処置を必要とする患者さんを優先して診療いたします。重症度・緊急度を判定(トリアージ)するため診療の順番が前後する場合があります。
また、救急搬送(救急車受け入れ)や上記の理由により待ち時間が長くなる場合があります。何卒ご理解ご協力をお願いいたします。

  • 救急診療は、当日の担当医師が行うため専門の診療科以外の医師が診察を行う場合もあります。
  • 救急搬送(救急車受け入れ)は24時間365日体制でお受けします。

内科・外科 救急外来 (診療時間)

月曜日〜金曜日 (午後) 18:00 から 翌日08:00 まで
土曜日 (午後) 13:00 から 翌日08:00 まで
日曜・祝日 (午前) 9:00 から 翌日08:00 まで

小児科 救急外来 (診療時間)

月曜日〜土曜日 (午後) 18:00 から 22:00 まで
日曜・祝日 (午前) 9:00 から 12:00 まで
(午後) 18:00 から 22:00 まで
適正利用についてご協力をお願いします

私たち医療スタッフが緊急性が無いと判断した場合は、平日(日中)のかかりつけ医または地域の医療機関での受診を案内します。その場合は救急外来での診察を受けられない可能性があることをご了承願います。

  • ※上記においても救急外来での受診を希望する場合は、診察料とは別途、選定療養費のお支払いが必要となります。ご理解くださいますようお願いいたします。詳しくは選定療養費についてをご覧ください。

救急外来ではお受けできない例

救急外来は、急性疾患や、けがの診療を行う医療サービスです。緊急性の低い下記のような受診はお受け致しかねます。
※緊急性の有無は、看護師が血圧や体温を測定しながら病状を確認し判断します。

  • 基礎疾患が無い方の発熱
  • 便秘
  • 血圧が高い(嘔吐や頭痛など他の症状を伴わない)など
  • いつもの薬が無くなった
  • 市販薬で対応できる症状
  • 就業前・就学前健診や予防接種など、直ちに治療を要しない受診
  • 診断書のみの作成依頼など

救急外来のインフルエンザ診療の方針

救急外来では、迅速抗原検査 (インフルエンザウイルス検出検査) や、抗インフルエンザ薬の処方は行わず経過をみます。
ただし、医師の判断により高齢者や重症例では、検査やお薬の処方を行う場合もあります。

迅速抗原検査の実施について

インフルエンザの検査は、感染初期の段階では正確な判定はできません。インフルエンザ流行期などに、突然の発熱・寒気・頭痛・倦怠感 (気だるさ) ・筋肉痛などの症状がある場合は、臨床症状でインフルエンザを診断する事が多くあります。

抗インフルエンザ薬処方について

重症化のリスクが高い患者さん (乳幼児・高齢者・妊婦・慢性の肺疾患・心疾患・腎臓病・免疫力低下の方など) には抗インフルエンザ薬の投与が推奨されていますが、リスクの低い方 (もともと健康な方) は、安静と休養で自然に治る病気ですので、当院は解熱薬や漢方薬の対応とさせて頂きます。

救急外来では、重症の患者さんを優先に診察を行なっており、検査や処置に多くの時間が必要です。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

患者さんへのお願い

健康保険証をお持ちください
  • 当院では毎月一度、健康保険証等を確認させていただいております。
  • オンライン資格確認(マイナンバーカードの保険証利用)に対応しています。(※)
  • 健康保険証等に住所・氏名・その他変更や更新があった場合はすみやかにお申し出ください。
  • 健康保険証をお持ちでない場合、またはコピーの場合は、保険のお取り扱いができず全額自費扱いとなりますので、お気をつけください。
  • ※事前に健康保険証利用の申込み手続きをお済ませください。
  • ※ご本人の同意に基づき、診療情報、薬剤情報、特定健診情報、限度額区分などの情報が取得できます。