沖縄の病院における感染症有病率および抗菌薬使用の調査

同意の取得について:
今回の研究では患者さんから同意取得はせず、その代りに対象となる患者さんへ向けホームページで情報を公開しております。以下、研究の概要を記載しておりますので、本研究の対象となる患者さんで、ご自身の情報は利用しないでほしい等のご要望がございましたら、大変お手数ですが下記のお問合せ先までご連絡ください。
研究者名 :
群星沖縄臨床研修センター⻑ 医師 徳田安春
沖縄県立中部病院 感染症内科 医師 成田雅
沖縄県立南部医療センター 腎・リウマチ科 医師 諸見里拓宏
沖縄県立南部医療センター 感染症内科 医師 張慶哲
中部徳洲会病院 呼吸器内科 医師 渡慶次賀博
中頭病院 感染症内科・総合内科 医師 大城雄亮
浦添総合病院 病院総合内科 医師 鈴木智晴
ハートライフ病院 総合内科 医師 佐藤直行
VA Ann Arbor Healthcare System 医師 Payal K. Patel
研究の意義と目的:
本研究により、沖縄の病院での感染症診療と抗菌薬使用のデータを収集し、日本の病院での感染予防と抗菌薬適正使用の取り組みを促進することにつながると考えられます。
観察研究の方法と対象:
本研究の対象となる患者さんは、2020年10月1日に入院している患者さんが対象です。
研究に用いる試料・情報の種類:
利用させていただくカルテ情報は下記です。
病床種別(ICU か一般病棟か)、細菌検査結果、感染症の診断名、使用抗菌薬名と投与理由
研究解析期間:
2021年3月〜2021年8月
公表後3年あるいは研究終了後5年を経過した時点でデータは削除します。
研究対象者の保護:
本研究に関係するすべての研究者は、ヘルシンキ宣言、および人を対象とする医学系研究に関する倫理指針に従って本研究を実施します。
個人情報の保護:
患者さんの情報は個人を特定できる情報とは切り離した上で使用します。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、患者さん個人を特定できる情報は含みません。
外部への試料・情報の提供:
データ解析は米国ミシガン州のミシガン大学で行うため、外部への情報の提供があります。情報提供方法は、匿名化情報のみの暗号化したファイルを共有する形式となります。
利益相反について:
本研究は外部の企業等からの資金の提供は受けておらず、研究者が企業等から独立して計画し実施するものです。研究結果および解析等に影響を及ぼすことはありません。なお、本研究の責任者は群星臨床研究倫理審査委員会に必要事項を申告し、承認を得ております。

【問い合わせ先】

本研究に関するご質問がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書および関連資料を閲覧することができます。臨床データが当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象者としません。その場合、患者さんに不利益が生じることはありませんので、非承認申請書の提出をいただくことで手続きをさせていただきます。

社会医療法人敬愛会中頭病院病院 感染症・総合内科
電話:098-939-1300
研究担当者:大城雄亮 医師