小児科は2024年4月の時点で、中頭病院が常勤医5名（ちばなクリニック兼任1名）、ちばなクリニックが常勤医5人の体制で外来（救急）および入院診療を行っており、外来、入院患者数ともに豊富な診療実績を重ねてまいりました。                

外来診療は、中頭病院が主に紹介・専門外来、ちばなクリニックが主に一般・専門外来を行っています。両施設で小児科全般の診療に加え、小児循環器、新生児、小児内分泌、小児アレルギーの専門外来、また健診・予防接種、夜尿・発達相談などを行っています。外来患者数は年間40,000〜60,000人程度で推移しています。

入院診療は中頭病院で行っており、新規入院患者数は年間1,000人前後(肺炎球菌などの予防接種の普及前2011以前は年間2,000人以上)で推移しています。
なお、外来患者数、新規入院患者数は新型コロナの流行により減少しましたが、2022年よりはそれ以前と同レベルに戻っています。

時間外診療は、中頭病院で18-22時（祝祭日は9-12時、18-22時）に行っており、救急搬送は24時間体制で対応しています。

当科では小児疾患全般と多くの専門診療を行っていますが、血液・腫瘍性疾患などの一部の専門分野、高度専門医療や高度集中治療を要する疾患などに関しては、これらの診療体制が整っている施設と連携したり、診療を依頼したりすることもあります。