診療科のご案内

形成外科

医師紹介

氏名 職位 専門分野 出身大学 認定資格

藤澤 大輔

形成外科部長 形成外科
美容外科
組織工学
金沢大学

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術実施医
乳房再建登録責任医師

野村 紘史

形成外科
美容外科
再生医療
東京大学

日本形成外科学会専門医
日本創傷外科学会専門医
乳房再建登録責任医
Botox講習修了医
ジュビダームビスタ講習修了医

外来医師担当表

診療科紹介

形成外科は、特定の身体臓器を対象とする診療科ではなく、部位に限定されない体のあらゆる「かたちの異常」の治療を目的として発展した外科の一分野です。 「かたちの異常」は、ケガや、生まれつきの異常、できもの(腫瘍)やその切除後など、さまざまな原因で起こります。

かたちの治療を目的とした技術(縫合法、植皮法、皮弁形成術、組織移植術、レーザー治療、微小血管外科など)が開発され、それらの技術を応用することで、現在ではかたちの変形だけではなく、治りにくいキズ、老化にともなう症状、美容治療など、さまざまな領域をカバーしています。

中頭病院では、平成16年に形成外科が診療科として設立されました。開設当時より、乳腺外科と密接に連携して、乳癌術後の乳房再建治療では常に最新の治療を提供しつづけています。 また、周辺の関連病院、クリニックとも連携し、難しい変形に対する治療も提供できる、地域中核病院としての機能を担っています。 救急医療においても、顔面骨骨折や、血管・神経損傷の修復、全身熱傷など、救命救急としての側面も持っています。現在、常勤医師および、非常勤の大学医師数名で診療を行っており、形成外科におけるあらゆる対象疾患に対応できる体制を整えています。

対象疾患は多岐に渡ります。先天異常は唇裂・口蓋裂を始めとし、耳の変形、多合指、臍ヘルニアなど体幹の異常などです。後天的なものとしては、腫瘍切除にともなう変形、熱傷や外傷、それらによる瘢痕やひきつれ、さらにはシミなどを含めた美容医療も対象としています。腫瘍切除後の再建は、乳房再建や頭頚部再建などがあります。外傷では特に、顔面骨骨折を含む顔面外傷や、手の外傷を多く扱っています。その他にも、褥瘡、難治性潰瘍も扱います。

よく、「かたちの治療に健康保険は適用されますか?」という質問をいただきます。 形成外科におけるほとんどの治療は、健康保険が適用されます。 かたちの異常は、同時に機能的な障害を引き起こすこともありますし、気持ちも暗くなって生活の質(Quality of Life)も低下してしまいます。そのため、健康保険が適用される治療法が、医療制度でしっかり定められています。いっぽう、美容を唯一の目的とする治療は自費負担となり、当院でも美容治療を提供しています。

年間の患者数及び手術件数

保険適用の診療

外傷

  • 外傷性色素沈着
  • 軟部組織損傷
  • 熱傷
  • 熱傷瘢痕拘縮
  • 学損傷
  • 凍傷
  • 急性放射線障害
  • 慢性放射線障害
  • 顔面骨骨折
  • 涙道損傷
  • 腱断裂
  • 切断指
  • 指尖部切断
  • デグロービング損傷
  • 血管損傷
  • 軟部組織損傷

先天異常

  • 臍ヘルニア(でべそ)
  • 口唇口蓋裂
  • 巨舌症
  • 絞扼輪症候群
  • 合指症
  • 多指症
  • 小耳症
  • 立ち耳
  • 耳瘻孔
  • 埋没耳
  • 先天性眼瞼下垂
  • 鳩胸
  • 副乳
  • 陥没乳頭

アザ

  • 太田母班
  • 脂腺母班
  • 表皮母班
  • 色素細胞性母班(ほくろ)
  • 血管腫(赤あざ)
  • 異所性蒙古斑
  • 伊藤母班
  • 扁平母班
  • ベーカー母班
  • 外傷性刺青
  • 外傷性色素沈

できもの(良性腫瘍)

  • 異物肉芽腫
  • 神経症種
  • ガングリオン
  • 尋常性疣贅
  • 黄色腫
  • グロームス腫瘍
  • 巨細胞腫
  • 悪性黒色腫
  • 基底細胞癌
  • 軟部悪性腫瘍
  • 類皮嚢腫
  • 耳下腺腫瘍

できもの(悪性腫瘍)

瘢痕、瘢痕拘縮、ケロイド

  • 肥厚性瘢痕
  • 瘢痕拘縮
  • 熱傷瘢痕拘縮
  • 胸部ケロイドなど

褥瘡、難治性潰瘍

  • 坐骨部褥瘡
  • 慢性膿皮症
  • ガス壊疽

その他の変形

  • 腹壁弛緩
  • リンパ浮腫
  • 顔面神経麻痺
  • ロンバーグ病
  • 眼瞼下垂
  • 腹壁ヘルニア

再建外科

  • 四肢再建
  • 血行再建
  • 悪性黒色腫
  • 軟部悪性腫瘍
  • 基底細胞癌
  • 腹壁再建

形成外科の保険適用の診療一覧

自費適用の診療

下記の料金は消費税別の処置料・手術料の概算です。治療によっては、別途、薬剤費などが実費で必要となります。

  • ピアスホール作成
    7,000円
  • シミのレーザー治療(老人性色素班、そばかすなど)
    7,000円〜
    ※ 太田母班、扁平母班、異所性蒙古斑、外傷性色素沈着、外傷性刺青は保険適応です。
  • 刺青除去のレーザー治療
    1回 10,000円〜
    ※ 色の種類、大きさなどにより治療法が異なります。
    ※ 本照射に先立ち、テスト照射(5,000円)が必要となります。
  • レーザー脱毛
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • 重瞼術
    80,000円
  • キズなおし(瘢痕形成)
    顔面 100,000円〜
    顔面以外 80,000円〜
    ※ 拘縮等、機能障害を伴う瘢痕拘縮は保険適応です。
  • 仮性包茎
    100,000円
    ※ 真性包茎・嵌頓包茎は保険適応です。
  • 乳房の美容手術
    ※ 乳房縮小術、乳房挙上術、乳頭縮小、乳輪縮小など
    ※ 乳房再建・陥没乳頭は保険適応です。
  • 隆鼻術・整鼻術
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • フィラー(ヒアルロン酸注入)
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • しわ取り(ボトックス注射)
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • フェイスリフト、フェザーリフト等
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • 腹壁形成(Tammy tack)
    ※ 関連病院でのご案内になります。
  • 脂肪吸引
    ※ 関連病院でのご案内になります。

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