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当院のがん登録状況報告 〜院内がん登録データ集計結果〜

  • ● 登録対象:当院でがんと診断・治療された患者さん
  • ● 対象期間:2018年1月〜12月
  • ● 集計方法:院内がん登録データベース(ホスキャン)より集計
  • ● 集計時期:2020年1月

※ 個人のプライバシーが特定されないように、十分配慮させて頂きながら集計させて頂いております。

当院へ受診されたがん患者さんの診断から治療までの流れ

院内がん登録件数:1,084件

当院へ受診されたがん患者さんの総数です。がんと診断され、治療を行う場合、どの施設で何を行ったのか、その一連の流れを図1に示す①~⑥のいずれかに分類することができます。また、いずれにも分類できない場合、「⑦その他」として分類することもあります。それぞれの内訳は、表1をご覧下さい。

図1
表1 当院へ受診されるまでの過程別内訳
院内がん登録件数 過程別内訳 件数
  1.当院で診断、他施設にて治療 58
  2.当院で診断、当院で治療を開始 785
  3.当院で診断、当院で治療を継続 2
  4.他施設診断、当院で治療を開始 191
  5.他施設診断、当院で治療を継続 24
  6.初回治療完了後に当院を初診 18
  7.その他 6
総 計 1,084

当院へ新しく受診されたがん患者の年代別男女比

年代別男女構成比

当院へ受診されたがん患者さんを年代別に区分し、男女比を表した図です。総数は男性が女性よりわずかに多くなりましたが、男女の受診数に大きな違いはありませんでした。


図2

がんの発見経緯

自覚症状での発見:41%

当院へ受診されたがん患者さんが、がんと診断されるきっかけとなった経緯を分類したグラフです。
何らかの症状を自覚され、医療機関へ受診された場合などを示した「自覚症状・その他」の占める割合が41%と最も高く、他の疾患の経過観察中に偶然がんが見つかった場合が38%、がん検診や人間ドックがきっかけでがんが見つかった場合が20%でした。


図3、表2

当院への来院経路

他施設からの紹介:57%

当院へ受診されたがん患者さんが、どのような経路によって当院を受診したのかを分類したグラフです。
他施設からの紹介による受診が57%と最も多く、次にがん患者さんが自主的に当院を選択し受診された場合、当院にて他の疾患の経過観察中に偶然がんを発見された場合が21%でした。


図4、表3

がん患者さんの部位別割合(上位9部位とその他)

上位9部位:82%

当院へ受診されたがん患者さんを、診断された部位ごとに分けて集計し、件数が多かった上位9部位と「その他」として分類したグラフです。全体の82%を上位9部位が占めており、大腸がん(結腸・直腸)が26%と最も多く、次に乳がんが18%、肺がん12%、前立腺がん9%、胃がん6%、造血器系のがんである悪性リンパ腫が4%、膵臓がんが4%、肝臓癌が3%、膀胱癌が1%、その他の部位で18%でした。


図5、表4

当院へ受診されたがん患者さんの治療状況

治療件数:92%(1,002件)

当院へ受診されたがん患者さんのうち、当院にてがんに対する何らかの治療を受けた方の割合を表したグラフです。このうち、当院にて初めてがんの治療を開始された「治療開始」の割合が90%、他施設で初めてがんの治療を開始後、当院で治療を継続された方である「治療継続」の割合が2%でした。


図6、表5

当院で手術(がんの切除)を受けた人の内訳

手術を受けた人の件数:660件

当院へ受診されたがん患者さんのうち、初回治療として当院にて手術(がんの切除)<※1>を受けた方の割合を、治療別に表したグラフです。件数はのべ件数で、外科的治療と内視鏡治療を行った場合は、どちらの項目でもカウントしています。
内訳をみると、肉眼(直視)的視野のもとで行った外科治療<※2>が49%、カメラを使用しモニターなどの視野のもとで行った鏡視下治療<※3>が33%、口や鼻、肛門などの自然開口部からカメラを挿入してがんを切除する内視鏡治療<※4>を受けた方は18%でした。


図7、表6

表7 各 がんの切除術の定義一覧
 *1 観血的治療 当該腫瘍の縮小あるいは消失を目的とした治療で実施される、外科的主義によるがん切除の総称
 *2 外科治療 肉眼的視野下の外科的手技による がんの切除
 *3 鏡視下治療 自然開口部(口・鼻・尿道・肛門・膣口など)以外から挿入された光学機器の視野を用いた、がんの切除
 *4 内視鏡治療 自然開口部(口・鼻・尿道・肛門・膣口など)から挿入された光学機器の視野を用いた、がんの切除