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当院のがん登録状況報告 〜院内がん登録データ集計結果〜

  • ● 登録対象:当院でがんと診断・治療された患者さん
  • ● 対象期間:2016年1月〜12月
  • ● 集計方法:院内がん登録データベース(ホスキャン)より集計
  • ● 集計時期:2018年1月

※ 個人のプライバシーが特定されないように、十分配慮させて頂きながら集計させて頂いております。

当院へ受診されたがん患者さんの診断から治療までの流れ

院内がん登録件数:948件

当院へ受診されたがん患者さんの総数です。がんと診断され、治療を行う場合、どの施設で何を行ったのか、その一連の流れを図1に示す①~⑥のいずれかに分類することができます。また、いずれにも分類できない場合、「⑦その他」として分類することもあります。それぞれの内訳は、表1をご覧下さい。

図1
表1

当院へ新しく受診されたがん患者の年代別男女比

年代別男女構成比

当院へ受診されたがん患者さんを年代別に区分し、男女比を表した図です(図2)。総数は男性が女性よりわずかに多くなりましたが、男女の受診数に大きな違いはありませんでした。

図2

がんの発見経緯

自覚症状での発見:44%

当院へ受診されたがん患者さんが、がんと診断されるきっかけとなった経緯を分類したグラフです(図3)。
何らかの症状を自覚され、医療機関へ受診された場合などを示した「自覚症状・その他」の占める割合が44%と最も高く、当院にて他の疾患の経過観察中に偶然がんが見つかった場合が32%、がん検診や人間ドックがきっかけでがんが見つかった場合が18%でした。

図3、表2

当院への来院経路

他施設からの紹介:62%

当院へ受診されたがん患者さんが、どのような経路によって当院を受診したのかを分類したグラフです(図4)。
他施設からの紹介による受診が62%と最も多く、次に当院にて他の疾患の経過観察中に偶然がんを発見された場合が19%、がん患者さんが自主的に当院を選択し受診された場合が15%でした。

図4、表3

がん患者さんの部位別割合(上位9部位とその他)

上位9部位:80%

当院へ受診されたがん患者さんを、診断された部位ごとに分けて集計し、件数が多かった上位9部位と「その他」として分類したグラフです(図5)。全体の80%を上位9部位が占めており、大腸がん(結腸・直腸・肛門管癌)が22%と最も多く、次に乳がんが21%、肺がん11%、前立腺がん7%、胃がん6%、造血器系のがんである悪性リンパ腫が4%、白血病が3%、子宮頚がんが3%、膵臓がんが3%、その他の部位で20%でした。

図5、表4

当院へ受診されたがん患者さんの治療状況

治療件数:91%(868件)

当院へ受診されたがん患者さんのうち、当院にてがんに対する何らかの治療を受けた方の割合を表したグラフです(図6)。このうち、当院にて初めてがんの治療を開始された「治療開始」の割合が79%、他施設で初めてがんの治療を開始後、当院で治療を継続された方である「治療継続」の割合が12%でした。

図6、表5

当院で手術(がんの切除)を受けた人の内訳

手術を受けた人の割合:61%

当院へ受診されたがん患者さんのうち、初回治療として当院にて 手術(がんの切除)※1 を受けた方の割合を、治療別に表したグラフです。一つのがんに対して、複数の治療方法で手術を受けた場合、それぞれを一として数え、集計しています。
内訳をみると、何かしらの手術を受けた方は全体の61%でした。そのうち、肉眼(直視)的視野のもとで行った外科治療※2 が37%、カメラを使用しモニターなどの視野のもとで行った鏡視下治療※3 が13%、合わせて50%が外科的治療によるがんの切除でした。また、口や鼻、肛門などの自然開口部からカメラを挿入してがんを切除する内視鏡治療※4 を受けた方は11%でした。

図7、表6
表7