
運動器とは身体活動を担う四肢及び脊椎の骨格・関節・筋・神経系等の総称であり、整形外科はこれら運動器の障害や機能不全を扱う診療科です。近年、内科領域ではメタボ(メタボリックシンドローム)が市民権を得た用語になっています。一方、整形外科領域では“ロコモティブ・シンドローム(ロコモ)”という概念が提唱されました。これは運動器の障害によって要介護となる危険性の高い状態を表す概念です。邦訳では“運動器症候群”と表されます。Locomotiveは「運動の」または「機関車」の意味もあり、能動的な意味合いを持つ言葉とされ、加齢への否定的な意味合いを持ち込まないため選ばれました。 当院でも一般の四肢・脊椎外傷はもとより“ロコモ”の予防/改善のため関節変性疾患(変形性膝関節症、変形性股関節症に対する人工関節置換術など)、脊椎変性疾患(腰部脊柱管狭窄症、頚髄症等に対する椎弓形成術など)も盛んに行っています。手の外科領域は毎週金曜日に琉球大学より担当医を派遣していただき、それぞれ専門性を活かした診療を行っております。手術療法を要する患者様や精査を要する患者様に関しましては中頭病院の紹介外来へご紹介頂き、ちばなクリニックで精査/手術適応の評価を行っております。