
中頭病院放射線科では主にCT、MR検査を中心とした画像診断とIVR(Interventional Radiology)を行っています。
現在、CT装置は東芝社製64列MD-CT1台で、入院・外来患者の検査にフル稼動しています。特に64列を生かした冠動脈CTは依頼件数が着実に増加しています。また3Dボリュームデータが得られるため、CT検査でも任意断面 の画像作成が可能となっており、これまで以上により詳細な画像評価が可能となっています。MR装置は病院に東芝社製1.5テスラ、ちばなクリニックにフィリップス社製1.5テスラ装置が導入されており、病院の装置では主に頭部を、クリニックの装置では体幹部の検査を中心に行っています。特にフィリップス社製装置は冠動脈MR検査が可能なツイングラジエントの高性能機種が導入されており、将来的には人間ドック等での冠動脈MR検査への活用を想定しています。
IVR(インターベンショナルラジオロジー)は血管内と血管外に分けられ、血管内としては肝細胞癌に対するTAE(経皮的動脈塞栓術)、消化管出血やその他の部位 からの動脈性出血に対する動脈塞栓術、ASOに対する血管形成術、胃静脈瘤に対する塞栓術(B-RTO)などを行っています。血管外ではCTガイド下生検、ラジオ波治療(RFA)などを行っています。
一方、ちばなクリニックの沖縄がん診断センターにはPET-CT装置とRI検査用のSPECT装置が導入されており、敬愛会における核医学検査を担っています。特にPET-CT装置はがんの診療には有用な検査であり、がん発見時の病期診断、転移性病変の検索等に有効な検査です。